歯を失ってしまったら、インプラント治療で機能と美しさを取り戻しましょう
虫歯や歯周病が重度に進行してしまうと、結果的に歯が抜け落ちてしまいます。こういったお口の病気以外にも、外傷などで歯を失ってしまうケースもあるでしょう。歯が1本でもないと、見た目が良くないだけでなく、食べ物を噛む際に不便を感じたり、空いている部分に横の歯が倒れてきて歯並びが悪くなったりします。
歯を失ったら放っておかず歯医者で処置をしてもらうようにしましょう。hdhc ふちはた歯科(元アッシュデンタルヘルスケア)ではインプラント治療をおす すめしています。今までは、抜歯をしたあとは、ブリッジや入れ歯をしていましたが、他の歯に負担がかかるケースが多く、それに比べインプラントは他の歯に ストレスをかけずに、歯の機能を回復してくれます。
インプラント治療とは
顎の骨にネジ状の人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工歯を被せて歯の機能を回復させる治療法です。インプラントが顎の骨にしっかり装着することで、まるで自分の歯のような自然な噛み心地を実感する方が多いです。見た目も天然の歯のようで、審美性・機能性ともに優れています。
インプラントのメリット
メリット1:噛み合せが安定している
顎の骨にダイレクトに人工歯根を埋め込むため、入れ歯やブリッジと比べて安定性が高いのが魅力です。おせんべいなど固いものでもしっかりと噛むことができます。
メリット2:見た目がきれい
審美性が高いので天然歯のような美しい見た目で、イキイキと爽やかな印象を与える口もとになります。
メリット3:他の歯に負担をかけない
前後の歯を削ったりするブリッジとは違い、インプラントは周辺の歯に負担をかけることなく歯の機能を回復できます。
メリット4:失った部分の骨がやせない
歯を失ったあと、それまで歯を支えていた顎の骨は咀嚼するという役割を終えてしまったためやせてきてしまいます。インプラントは顎の骨にしっかり固定されるので、噛む力が骨に伝わるため、骨がやせてしまう可能性が少なくなります。
インプラント・ブリッジ・入れ歯の違い
インプラント
歯を失った顎の骨にインプラント(人工根)を埋め込み、その上に人工歯を被せていく治療法。
- メリット
-
- 天然歯と同じようにしっかり噛むことができる。
- 見た目がきれい。
- 周辺の歯に負担をかけない。
- 顎の歯がやせるのを防止できる。
- デメリット
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- 手術が必要になる。
- ブリッジや入れ歯など他の治療に比べて費用が高い。
- 骨に定着する期間を含めると、治療期間が長い。
- 保険の適用外。
ブリッジ
歯が抜けてしまった場合、前後の歯を削って土台を作り、橋渡しをする人工の歯を装着する方法。
- メリット
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- しっかり固定されるので噛むときに違和感がない。
- 短期間で治療ができる。
- セラミックを使うと見た目がきれい
- デメリット
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- 前後の歯を削ることで負担をかける。
- 発音に問題が生じる場合がある
- ブリッジと歯ぐきの間に食べ物カスが溜まりやすくなる。
- 顎の骨がやせることがある。
- セラミックやジルコニアを使うブリッジは保険適用外。
入れ歯
自分の歯に代わる人工の歯のこと。
- メリット
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- 短期間で治療ができる。
- 通常の入れ歯素材・方法を用いれば治療費が安価。
- デメリット
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- 噛み心地に違和感が出やすく、固い物が食べにくくなる可能性がある。
- 食べ物カスが入れ歯に挟まることがあり不衛生になることがある。
- 顎の骨がやせることがある。
- 留め金が見えるため、審美性に欠ける。
hdhc ふちはた歯科のインプラント治療
安心で精度の高い当院のインプラント治療
PICK UP歯科用CT
当院では歯科用CTを用いることで、インプラント治療の精度を上げています。歯科用CTとはコンピューターによるデータ処理などで、お口のなかの状態を断層写真で見ることができる機械。従来のレントゲンでは確認することができない情報を得ることができ、インプラント前だけでなく治療後も精密画像で確認していきます。
サージカルガイド
サージルガイドとは、顎の骨にインプラントを埋め込む際に、ドリルを入れる地点と正確な角度を維持する医療器具です。インプラント治療の最大のリスクであるドリルリングのズレなどを最小限に抑えることができ、治療を安全に行うことができます。
PICK UP麻酔(笑気麻酔)
インプラント治療を行うにあたって、大切なのは患者様にストレスをかけないことです。一番のストレスといえば痛み。当院では吸引タイプの笑気麻酔(30%以下の低濃度笑気と70%以上の酸素を混合したもの)を用いて、痛みを感じにくくしていきます。笑気麻酔は吸引してから5分ほどで鎮静状態に入り、吸入を中止すれば速やかにもとの状態へと回復していきます。
治療方法
治療方法 | 内容 |
---|---|
1回法・2回法 | インプラント手術が1回で済むのが「1回法」、2回行うのが「2回法」になります。インプラントを埋め込む顎の骨がしっかりあれば1回法。多くのケースは2回法で行います。 |
抜歯即時インプラント | 抜歯からインプラント埋入までを1日で行うことができます。短時間での施術が可能で、痛みが少ないなどのメリットがあります。 |
ALL ON 4 | 顎の骨に傾斜角度を付けてインプラントを埋め込み、固定式の補綴物を装着する方法。埋入するインプラント本数が少なくて済むため費用が抑えられます。 |
インプラント オーバーデンチャー | 入れ歯が安定しない場合に行うインプラント義歯。顎の骨に2~6本の人工根を埋め込み固定して入れ歯を装着。入れ歯の取り外しも可能です。 |
サイナスリフト | 歯が抜けると急速に骨量が低下しインプラント手術が難しくなるため、骨を造成する方法。上顎の奥歯(上顎臼歯部)にある空洞「上顎洞」の近くの歯ぐきを切開し、そこに骨の充填剤を入れ骨の再生を促します。 |
ソケットリフト | サイナスリフトと同様、骨量を上げる再生療法。インプラントを埋入する穴の底を押し上げて、骨の足りない部分を補う方法。 |
歯を失ってしまうのは、患者様にとっては大きなストレスだと思います。機能性・審美性に優れたインプラント治療は、患者様の顎骨の厚さや幅によって難易度が変わってきます。当院では正確に安全に治療が行えるように、歯科用CTなどの設備を整えております。インプラント治療後は定期的にメインテナンスを行うことで、お口の健康を守ることができます。
自分に合った入れ歯を
歯を失ってしまった場合、歯の機能を回復する方法として古くから用いられているのが「入れ歯」です。入れ歯は大きく分けて「総入れ歯」と「部分入れ歯」があります。総入れ歯は歯がまったくなくなってしまったときに使用し、部分入れ歯は何本が残っているときに、残った歯にバネをかけて人工歯を固定していていきます。
保険と自費の入れ歯の違い
ほかの歯科治療と同じく入れ歯にも保険が適用されるものと自費のものがあります。保険適用範囲内でも十分に自分に合った入れ歯を作ることができます。「すぐにズレる」「噛み合せが悪い」といったトラブルは、入れ歯を作る際に正確な型どりができていなかったり、舌や筋肉の動きや噛み合せなどが考慮されていないことが考えられます。
いっぽうで、患者様によっては自費の入れ歯のほうが、機能性・耐久性・快適さに優れていると感じる場合もあります。当院では患者様のお口の状態、ご要望をしっかりと聞き、最適な入れ歯をお作りします。
hdhc ふちはた歯科の審美歯科メニュー
項目 | 特徴 | 保険適用 |
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ノンクラスプデンチャー |
金具を使わない部分入れ歯。やわらかい素材でできているため、付け心地がいいのが魅力。審美性にも優れています。ただし、素材の寿命が短く3年ほどで交換が必要。 | × |
マグネットデンチャー |
歯の根に磁性金属を取り付け、入れ歯に超小型磁石を埋め込み、磁石の力で吸着させます。 | × |
コーヌスクローネデンチャー |
はめ込み式で取り外し可能な入れ歯。残っている歯に金属冠の土台を作り、そこに合う外冠を付けて入れ歯を連結させます。 | × |
金属床 |
義歯の床が金属でできている入れ歯のこと。義歯床を金属にすることで入れ歯が薄くなり違和感が少なくなる。 | △ |
「入れ歯を付けると痛い」「噛み合せが悪い」「入れ歯の裏に食べ物カスが入る」というトラブルは患者様に合っていない場合が考えられます。入れ歯がフィットしていないと、肩が凝ったり、足・腰がしびれるといった、全身に影響を及すこともあるので、入れ歯作りは精密さが重要です。日々の食事を楽しむためにも、患者様のお悩みやご要望を細かく聞いて、満足のいく入れ歯をご提供します。